厳選された桐の台に、鎌倉彫の伝統技法で「般若」の文様が施された紳士下駄です。
般若の面は、嫉妬に狂った鬼女の恐ろしい表情をしており、その形相から邪気を払うと信じられています。
古くから魔除けや厄除けとして家に飾られたり、能や歌舞伎などの舞台で使われてきました。
力強いお守りとして愛されています。
【形状】
二本歯の下駄は、伝統的な下駄の形。
背筋を伸ばしてあるきやすく、重心が安定しやすい特徴があります。
全国的には「日光下駄」とも呼ばれている形です。
【鼻緒】
甲州印伝の技術によって付けられた、立体的な模様が特徴的な個性ある鼻緒です。
【デザイン】
下駄を脱いだ時に柄がひと続きになる、粋なデザインがポイント。
【材質】
桐は軽く、湿気を吸収しにくい性質を持っています。
軽い割合に強度があり、耐久性が高いのも特徴です。
【お手入れ】
柔らかい布で表面にそって乾拭きしてください。
サイズ:L 25.5cm~27cm
材質:桐
塗り:天然漆塗
鎌倉彫の紳士下駄